2.Windows操作の前に。





キーボード操作

日本語文字入力について

ひらがな、カタカナ、漢字を入力するには日本語入力システムを使用します。(日本語入力システムは日本語を入力するためのアプリケーションです。)

日本語入力システムは、ATOK、IME が一般的です。(この補助教材ではWindows標準のIMEに基づいて記載しています。)





*IMEには、単語登録、総画数や部首から文字を探す、など便利な機能があります。詳しくはヘルプを使用していろいろと調べてみましょう。

日本語の文字入力には2種類の方法があります。

ローマ字入力
キーに表示されている英字を使用してローマ字綴りで入力する方法です。覚えるキー配列が少数なのが特徴です。世界的視点からのキーボード入力という点で見てもこちらの方が標準で一般的です。

かな入力
キーに表示されている「かな」を使用して入力する方法です。
キーを押す回数が少なくて済むというのが特徴です。いわゆる日本語入力を職業とするキーパンチャーの方は必ず覚えなくてはいけないとも言われております。*「かな」と英字を両方覚えなくてはいけないのでかなり大変です。

ローマ字入力 かな入力の切り替えは、
IMEツールバーの 図KANA をクリックします。
または、Alt + カタカナ/ひらがなキー で切り替えを行います。


入力モード
キーボードから入力する文字の種類は6種類あります。
全角ひらがな
全角カタカナ
全角英数字
半角カタカナ
半角英数
半角英数(直接入力、日本語入力システムオフ)

入力モードは
IMEツールバーの  をクリックしてメニューから選択します。
または 
無変換キー
「全角ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」の切り替え、
Shift + 無変換キー
「全角英数字」「半角英数字」の切り替えを行います。

また、
Alt + 半角/全角キー(もしくは半角/全角キーのみ。)で
「全角ひらがな」「半角英数(直接入力)」の変換、つまり日本語入力のオンオフを切り替えます。
-tips

重要!

Alt + 半角/全角キー (もしくは 半角/全角キー のみ。)

半角 <-> 全角の変換。日本語入力のオンオフを切り替え。
この操作はとても重要です。キーボード入力する時に頻繁に使用しますので必ず覚えましょう。

日本語入力していて、英字を入力しなければいけない時、IMEツールバーの 図あ をクリックしてメニューから選択して、、、という操作は非常に面倒だと感じるはずです。そういう時にこのAlt + 半角/全角を使用しましょう。また、この後に説明するファンクションキー(F6〜F10)を使用した変換方法も覚えておくと大変便利です。


半角とは? 全角とは?

半角とは、A B C D 1 2 3 4 5 6 といった文字で通常は英数字に使用します。
1バイト文字とも言います。

全角とは、あ い う え 漢 字 1 2 3 A B C といった文字で通常は、ひらがな、カタカナ、漢字に使用します。
2バイト文字とも言います。見た目では文字幅が半角の2倍あります。


半角・全角を注意する上での注意

半角には半角カタカナ、全角には全角英数字がありますが、これらを使用するのはあまりお勧めできません。半角カタカナは、インターネットのメールではマナー上禁止されています。これは文字化けする事があるからです。

全角英数字の使用に関しては、半角英数字と全角英数字が入り乱れると非常に見づらい文章となります。どちらかに統一した方がスマートです。また海外とのメールでのやり取りをしたい方、ご自身で英語のホームページを作りたいと思っている方は半角英数字を必ず使用する習慣を身に付けておきましょう。なぜならば多くの海外のコンピュータは、全角を表示する事ができません。