1. どんなソフトがあるのか?





ここまでは、OSであるWindowsの基礎的な説明でした。しかし、OSだけあったとしても何もできません。PCというのはソフトがあって始めていろいろなことが出来るようになります。ここからは、どんなソフトがあるのかという事を学んで行きます。

Officeソフト(基本ソフト)
ワープロ、表計算、プレゼンテーション等を行うソフトを総称してOfficeソフトという事が多いです。例えば、Microsoft Office(MS Office)、一太郎Office 等があります。皆さんが論文の課題等で使用されているのは、MS Office のワープロソフトWord ですね。

画像ソフト
主に画像の編集等を行うソフトの事を画像ソフトといいます。Windowsの場合はじめからペイントやイメージング等のソフトが、スタートメニュー -> すべてのプログラム(プログラム) -> アクセサリの中にあります。これらのソフトは、画像を編集するだけではなく画像を印刷する際に特殊な機能を持っている場合もあります。ペイント以外にも、PhotoShop、Illustrator 等があります。

音楽ソフト
その名前の通り音楽に関連したソフトです。音楽ソフトの中でも種類はいろいろあり、シーケンスソフト、楽譜入力ソフト、波形合成編集ソフト、プログラミングソフト等、様々なものがあります。例えば、SOL、XGworks、Finale 等があります。

音楽ソフトの種類
シーケンスソフトというのは、楽曲制作用ソフトの一種で楽器(特にシンセサイザー)の演奏情報を記録、編集、再生する為のソフトです。作品制作(ポピュラー編、コンピュータ編)の授業では、このソフトを使って楽曲制作を行ってうことになっています。

楽譜入力ソフトというのは、その名前の通り楽譜を作成、編集することを目的としたソフトです。きれいに出力が出来るというだけではなく、必要に応じてパート譜のみを印刷、移調する、等といった作業が入力後、簡単に操作出来ることが利点です。

*音楽学科では、シーケンスソフトであるXGWORKS/SOLと楽譜入力ソフトであるFinale/PrintMusicの購入が必須となっています。





*その他にも、動画を編集できるソフトや3D画像を作るソフト等、様々なソフトがあります。また、ちょっとしたOSの使い勝手の改善等、機能を限定したソフトなどもあります。「こういうことをやりたい!」と思われたならば、先ず一度使いやすいソフトを探してみてはいかがでしょう。


ソフトのメニューについて
皆さんの中には、「新しいソフトを始めるには一から操作を覚えて...」などと思われる方がいるかもしれません。そんな事はありません。一度画面を見てみましょう。どんなソフトでもソフトの基本操作は、OSの基本操作と大体ほぼ同じになっています。

また、メニュー等もソフトが変わった場合でも大体同じで、ファイルメニューには ファイルを開く、保存、ソフトの終了、印刷 のメニューがあります。編集メニューには コピー 切り取り などがあります。メニューの右側の方にはhelpメニューがある等といった基本的な事は、どんなソフトであっても大きな違いはありません。OSの基本操作さえ理解していれば、そのソフト特有の機能を覚えていけば良いということになります。