5.その他 〜重要な事柄〜





拡張子
拡張子(extension)とはファイル内容の種類を示す識別子の事を指します。ファイル名の最後にある「 . 」(ドット / ピリオド)から後ろの部分が拡張子です。ファイル名が「geidai.txt」であれば拡張子は「txt」となります。

拡張子によって、そのファイルが何の種類のファイルなのか、見分ける事が可能です。例えば、txt はテキスト文書、jpgはJPEG画像、docはドキュメント(Word)、musはFinale/PrintMusicのファイルである事が解ります。


拡張子とは、ファイルを見分ける為のモノ!
テキスト=> txt doc 画像=> jpg gif


拡張子とアプリケーションとの関連付け
拡張子の重要な機能として、アプリケーションとの関連付けというものがあります。アプリケーションと関連付けられたファイルをダブルクリックするなどして開くと、その関連付けされているアプリケーションが自動的に起動する仕組みになっています。

拡張子の文字数
通常、拡張子の文字数は3文字が多いです。何故3文字が多いかというと、Windowsの親にあたるOS、MS-DOSの影響です。MS-DOSでは拡張子は3文字までという制約がありました。その影響でWindowsでも拡張子を3文字以内にしようという習慣が残りました。もちろん、Windowsにはそのような制約は存在しないため、拡張子が3文字でないものも存在します。(例:html)

Windowsの設定、
拡張子表示・非表示
Windowsの標準設定では拡張子は非表示に設定されています。
拡張子を表示させる方法は、マイコンピュータを開き、
メニュー[ツール]-> [フォルダオプション] ->[表示]で、
[登録されている拡張子は表示しない]のチェックをオフにすると、拡張子が表示されます。
非表示に戻す場合はチェックをオンにします。





隠しファイルの表示・非表示
拡張子と同じくWindows標準設定では隠しファイルは非表示に設定されています。
隠しファイルを表示させる方法は、
マイコンピュータを開き、
メニュー[ツール]-> [フォルダオプション] ->[表示] で、
[全てのファイルとフォルダを表示する] のチェックをオンにします。
非表示に戻す場合は「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」のチェックをオンにします。





*隠しファイルとは
標準状態では表示されないように設定されているファイルのことを指しします。
Windowsの動作に必要不可欠なシステム関連のファイルなど、使用中に誤って消したり書き換えたりしてはいけないファイルが、「隠しファイル」に設定されています。隠しファイル・フォルダを表示する設定にすると、これらのファイル・フォルダのアイコンは薄くぼやけた状態で表示されます。
- tips


最初は、
拡張子は表示で、
隠しファイルは非表示で。

慣れてきたら、
拡張子、隠しファイルともに表示で。


通教学習支援システムからの課題提出時のミスで特に多いのは、
拡張子の付け間違い、または拡張子の二重付けです。

拡張子を表示しない設定の時でも、あくまでも拡張子が見えていないだけであって、当然ファイル保存時には意識しなくとも勝手に拡張子が付いて保存されます(見えないだけです)。この時によく間違ってしまうのは、「ファイル名.拡張子」と入力して保存してしまう事です。そうすると実際には、「ファイル名.拡張子.拡張子」となってしまいます。実際これが致命的な問題(課題提出時に致命的なエラーが出る、アプリケーションで開くことが不可能になる等)になるわけではありませんが、汎用的にあまり好まれるファイル名ではありません。初心者の方でも拡張子を表示する習慣を身につけて、このような間違いが無いように気をつけましょう。

隠しファイルに関しては、慣れるまでは非表示にしておくべきでしょう。
間違って消してしまうとwindowsが起動しないなどの問題が起こります。





ここまでお解かりになりましたでしょうか?解り難いという方は学習関連フォーラムの音楽トピックの方へご質問をどうぞ。